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犬のおやつ選び完全ガイド|年齢・犬種別おすすめと適量の目安

犬のおやつは、1日の総カロリーの10%以内を目安に、年齢・犬種サイズ・目的に合わせて選びます。無添加・国産のおやつを選ぶ際は、原材料表示の最初の3項目をチェックするのがポイントです。この記事では、子犬〜シニア犬まで年齢別の選び方と、犬種別の適量目安表、目的別おすすめ商品を紹介します。

この記事でわかること

  • 犬のおやつの1日の適量は総カロリーの10%以内が目安
  • 年齢別(子犬・成犬・シニア)で選ぶべき硬さ・サイズが異なる
  • 無添加おやつは原材料表示の最初の3項目で判断できる
  • 犬種別の1日おやつ上限カロリー早見表を掲載

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1. 犬のおやつを選ぶ前に知っておきたい基礎知識

犬のおやつは「間食」に分類され、主食である総合栄養食の代わりにはなりません。AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、1日の総カロリーの10%以内に抑えることが推奨されています。

カロリー計算の具体例:体重5kgの犬の場合、1日の必要カロリーは約370kcalです。おやつの上限は370kcal × 10% = 37kcal以内が目安になります。

おやつ4タイプの特徴比較

タイプ特徴メリット注意点
ジャーキー肉や魚を乾燥させたもの高タンパク・嗜好性が高い硬さに注意・添加物チェック
ボーロ小粒で柔らかいクッキー状子犬・シニアにも安心糖質が多い傾向あり
ガム噛むことで歯石予防デンタルケア効果・長持ち丸呑みリスク・サイズ選び重要
フリーズドライ素材を凍結乾燥させたもの無添加が多い・軽量で携帯向き価格がやや高め
ポイント:おやつはあくまで間食です。「総合栄養食」と水だけで犬に必要な栄養素は満たせるため、おやつの与えすぎで主食を食べなくなることがないよう注意しましょう。

2. 年齢別おやつの選び方|子犬・成犬・シニア犬

犬の年齢によって、歯の強さや消化機能が異なります。ライフステージに合わせたおやつ選びが大切です。

子犬(生後3ヶ月〜)

歯が生え揃い始める生後3ヶ月頃からおやつを与え始められます。最初は柔らかいボーロや小さなフリーズドライから始めましょう。

  • ・柔らかく、小さいサイズのものを選ぶ
  • ・しつけトレーニングのご褒美に最適
  • ・歯の発達に合わせて徐々に硬さを上げる
  • ・1回あたり極少量(5kcal以下)から始める

成犬(1〜6歳)

歯や消化機能が成熟しているため、幅広い種類のおやつを与えられます。目的に応じて使い分けましょう。

  • ・歯磨きガム、ジャーキー、フリーズドライなど幅広く選べる
  • ・デンタルケアを兼ねたガム系がおすすめ
  • ・肥満防止のためカロリー管理を意識する
  • ・アレルギーのある犬は原材料を必ず確認

シニア犬(7歳〜)

歯や顎の力が弱くなり、消化機能も低下してくるシニア期。柔らかく消化しやすいおやつを選びましょう。

  • ・柔らかいボーロ、薄切りジャーキー、フリーズドライが安心
  • ・消化しやすいものを少量ずつ与える
  • ・関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)入りもおすすめ
  • ・硬いガムは歯の破損リスクがあるため避ける

3. 犬種サイズ別おすすめおやつ|小型犬・中型犬・大型犬

犬種のサイズによって、口のサイズや噛む力、必要カロリーが異なります。サイズに合ったおやつを選ぶことで安全に与えられます。

小型犬(チワワ、トイプードル等)

小さくちぎれるものを選びましょう。1回のカロリーは10〜15kcal以下が目安です。大きすぎるおやつは喉に詰まるリスクがあるため、手で割れるタイプが安心です。

中型犬(柴犬、コーギー等)

噛みごたえのあるものも楽しめます。1回20〜30kcalが目安。ジャーキーやデンタルガムなど、しっかり噛めるタイプがストレス解消にもなります。

大型犬(ゴールデンレトリバー、ラブラドール等)

硬めのガムや大きめサイズが適しています。1回30〜50kcalが目安。小さすぎるおやつは丸呑みの危険があるため、大型犬用のサイズを選びましょう。

犬種別おやつ適量カロリー早見表(20犬種)

犬種体重目安1日のカロリー目安おやつ上限(10%)
トイプードル3-4kg260-320kcal26-32kcal
チワワ1.5-3kg150-260kcal15-26kcal
柴犬8-11kg470-580kcal47-58kcal
ミニチュアダックス4-5kg320-370kcal32-37kcal
ポメラニアン1.5-3kg150-260kcal15-26kcal
フレンチブルドッグ8-14kg470-650kcal47-65kcal
ゴールデンレトリバー25-34kg950-1,150kcal95-115kcal
ラブラドール25-36kg950-1,200kcal95-120kcal
シーズー4-7kg320-430kcal32-43kcal
ヨークシャーテリア2-3kg180-260kcal18-26kcal
ポイント:上記のカロリー目安はあくまで平均的な成犬の値です。運動量や去勢・避妊の有無、体型(BCS)によって個体差があります。愛犬の適正体重に合わせて調整してください。

4. 目的別おやつの使い分け|しつけ・歯磨き・栄養補給

おやつは与える目的によって、選ぶべきタイプが変わります。目的に合った使い分けをすることで、おやつの効果を最大限に引き出せます。

1

しつけ用

小さく、匂いが強く、すぐに食べられるものが最適です。フリーズドライやソフトトリーツは手で簡単にちぎれるため、トレーニング中に素早くご褒美を与えられます。1回分を極小サイズにすることで、回数を多くしてもカロリーオーバーを防げます。

2

歯磨き用

噛む時間が長いものがおすすめです。デンタルガムや牛皮ガムは、噛むことで歯垢の除去や歯石の予防が期待できます。ただし、丸呑みしやすい犬には飼い主が見守りながら与えましょう。

3

栄養補給用

関節サポート(グルコサミン入り)や皮膚ケア(オメガ3入り)など、機能性成分を含むおやつもあります。シニア犬の健康維持や特定の悩みがある犬に有効です。サプリメントとの併用も検討しましょう。

犬用サプリメントガイドはこちら →

5. 無添加・国産おやつの見分け方と注意点

「無添加」「国産」は安心感のあるキーワードですが、正しく理解しないと思わぬ落とし穴があります。原材料表示の読み方を押さえましょう。

原材料表示の読み方

原材料は使用量が多い順に記載されています。最初の3項目が肉・魚・野菜などの自然素材であればOKです。着色料・香料・防腐剤が入っていないかも確認しましょう。

「無添加」表示の落とし穴

「無添加」には法的な定義がありません。「着色料無添加」でも防腐剤は入っている場合があります。何が「無添加」なのかをパッケージで具体的に確認することが重要です。

保存方法の注意点

無添加のおやつは保存料を使用していないため、日持ちが短い傾向にあります。開封後は冷蔵保存し、1〜2週間で使い切るのが安全です。大容量パックを購入する場合は、小分けにして冷凍保存する方法もおすすめです。

避けるべき原材料

  • BHA / BHT — 人工酸化防止剤。発がん性の懸念が指摘されている
  • エトキシキン — 酸化防止剤。日本のペットフード安全法で上限値が設定されている
  • プロピレングリコール — 保湿剤。猫には使用禁止だが犬用には規制がない
  • 亜硝酸ナトリウム — 発色剤。犬の健康への長期的影響が懸念されている

7. おやつのあげすぎに注意!適量と頻度の目安表

おやつの与えすぎは肥満や栄養バランスの崩れにつながります。適量を守り、愛犬の健康を維持しましょう。

1日のおやつ回数目安

  • しつけ期:10〜20回の小さなご褒美(1回あたり極少量)
  • 通常:2〜3回が適切(朝の散歩後・昼・夕方など)

あげすぎのサイン

  • ・主食のフードを残すようになる
  • ・体重が増加傾向にある
  • ・軟便や下痢が続く
  • ・おやつしか食べなくなる(偏食の悪化)

適量を守るコツ

  • ・おやつを与えた分だけ主食のフードを減らす
  • ・おやつの1日分をあらかじめ小袋に分けておく
  • ・家族全員でおやつのルールを共有する(二重あげ防止)
  • ・おやつカロリーを把握し、10%ルールを守る

8. よくある質問

子犬におやつを与え始めるのはいつからですか?
生後3ヶ月頃、歯が生え揃い始めてからが目安です。最初は柔らかいボーロや小さなフリーズドライを少量ずつ与えましょう。
犬のおやつは1日何回まであげていいですか?
通常は2-3回が目安。しつけトレーニング中は1回のおやつを小さく割って10-20回に分けて与えるのが効果的です。総量は1日のカロリーの10%以内に収めましょう。
無添加おやつは市販おやつより本当に安全ですか?
「無添加」に法的な定義はありません。重要なのは原材料表示をチェックし、肉・魚・野菜が主原料で、BHAやBHTなどの酸化防止剤が使われていないかを確認することです。
シニア犬に硬いおやつを与えても大丈夫ですか?
歯や顎の状態によります。7歳以上のシニア犬は歯が弱くなっていることが多いため、柔らかいボーロやフリーズドライ、薄切りのジャーキーを選びましょう。硬いガムは歯の破損リスクがあります。
犬のおやつにかかる月額費用はどのくらいですか?
小型犬で月500〜1,500円、中型犬で1,000〜2,500円、大型犬で2,000〜4,000円が目安です。飼育費用全体を把握したい方は飼育費用シミュレーターもご活用ください。

この記事の注意点

  • ・掲載価格は執筆時点のもので、変動する場合があります
  • ・犬種・年齢・アレルギーの有無によって最適なおやつは異なります。迷った場合は獣医師への相談をおすすめします
  • ・個体差があるため、記載の効果を保証するものではありません

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