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猫種別費用ガイド

猫種別の飼育費用

人気20猫種の年間飼育費用を徹底比較。 フード代・医療費・トイレ用品・保険料を猫種ごとに一覧表で解説し、 費用に影響する要因もご紹介します。

この記事でわかること

  • 年間飼育費用は小型猫13万円〜大型猫21万円まで約1.6倍の差がある
  • 遺伝的疾患リスクの高い猫種(スコティッシュ等)は医療費が平均の1.3倍
  • 猫種全体の平均年間費用は約17万円で、犬と比べて3〜10万円安い傾向

人気20猫種の年間費用一覧

人気20猫種の年間飼育費用を項目別にまとめました。 生体購入費用は含みません。金額は健康な成猫期(1〜7歳)の平均的な費用です。

猫種体型フード医療費トイレ保険その他年間合計
スコティッシュフォールド中型4.2万6.0万2.4万3.0万2.4万18.0万
マンチカン小〜中型3.6万5.0万2.4万2.7万2.4万16.1万
アメリカンショートヘア中型4.2万4.2万2.4万2.7万2.4万15.9万
ブリティッシュショートヘア中〜大型4.8万4.5万2.4万3.0万2.4万17.1万
ラグドール大型5.4万4.8万3.0万3.3万3.0万19.5万
ベンガル中〜大型4.8万4.2万2.4万2.7万3.0万17.1万
ノルウェージャンフォレストキャット大型5.4万4.5万3.0万3.3万3.0万19.2万
メインクーン大型6.0万5.0万3.0万3.6万3.0万20.6万
ロシアンブルー中型4.2万4.0万2.4万2.7万2.4万15.7万
ペルシャ中〜大型4.8万5.5万2.4万3.0万3.0万18.7万
ソマリ中型4.2万4.5万2.4万2.7万2.4万16.2万
アビシニアン中型4.2万4.8万2.4万2.7万2.4万16.5万
シャム中型4.2万4.5万2.4万2.7万2.4万16.2万
エキゾチックショートヘア中型4.2万5.5万2.4万3.0万2.4万17.5万
ミヌエット小〜中型3.6万5.0万2.4万2.7万2.4万16.1万
サイベリアン大型5.4万4.2万3.0万3.3万3.0万18.9万
バーミーズ中型4.2万4.2万2.4万2.7万2.4万15.9万
トンキニーズ中型4.2万4.0万2.4万2.7万2.4万15.7万
シンガプーラ小型3.0万4.0万2.0万2.4万2.0万13.4万
スフィンクス中型4.8万5.5万2.4万3.0万3.6万19.3万

※ 金額は年間の概算です。健康な成猫期(1〜7歳)の平均値。生体購入費用は含みません。2026年2月時点の調査に基づく。

費用が高い猫種・安い猫種ランキング

費用が高い猫種 TOP3

1

メインクーン20.6万円/年)

大型で食費高+心臓疾患リスク

2

ラグドール19.5万円/年)

大型+長毛のケアコスト

3

スフィンクス19.3万円/年)

皮膚ケア・保温用品が特殊

費用が安い猫種 TOP3

1

シンガプーラ13.4万円/年)

小型で食費最小

2

ロシアンブルー15.7万円/年)

丈夫で医療費少なめ

3

トンキニーズ15.7万円/年)

丈夫な短毛種

ポイント:年間費用の最大差は約7万円(メインクーン vs シンガプーラ)。 犬種間の差(約16万円)と比べると猫種間の費用差は小さめです。 猫は全体的に飼育費用のバラつきが犬より少ない傾向にあります。

飼育費用に影響する4つの要因

猫種によって飼育費用が異なる主な要因を4つご紹介します。 猫種選びの参考にしてください。

体のサイズ

メインクーンやラグドールなどの大型猫は体重6〜10kgに達し、フード消費量が小型猫の約2倍。トイレ砂の使用量も多くなります。

被毛の長さ・タイプ

長毛種(ペルシャ、ノルウェージャン等)はブラッシング用品やグルーミング費用が追加。スフィンクスは被毛がない分、皮脂ケアや保温グッズが必要です。

遺伝的な疾患リスク

スコティッシュの骨瘤、ペルシャの多発性嚢胞腎、メインクーンの肥大型心筋症など、猫種特有の疾患が医療費に大きく影響します。

特殊なケアの必要性

スフィンクスの皮膚ケア、ペルシャの目やに対策、折れ耳スコティッシュの耳掃除など、猫種特有のケアが日用品費に反映されます。

猫種選びのアドバイス

費用面から猫種を選ぶ際に知っておきたいポイントをまとめました。

予算を抑えたい場合のおすすめ

小〜中型の短毛種を選ぶとフード代と日用品費を抑えられます。 シンガプーラ、ロシアンブルー、トンキニーズ、アメリカンショートヘアなどが 比較的費用が抑えめで、遺伝的疾患のリスクも低い傾向にあります。

遺伝的疾患に注意すべき猫種

スコティッシュフォールド(骨瘤)、ペルシャ・エキゾチック(多発性嚢胞腎)、 メインクーン(肥大型心筋症)などは猫種特有の疾患リスクがあります。 これらの猫種を迎える場合は、ペット保険への加入を強くおすすめします。

シニア期の費用増加を見据えて

猫は10歳を過ぎると腎臓病のリスクが高まり、療法食(月4,000〜8,000円)や 定期的な血液検査(1回5,000〜8,000円)が必要になることがあります。 若いうちから月3,000〜5,000円を医療費として積み立てておくと安心です。

猫種別飼育費用に関するよくある質問

Q.最も飼育費用が安い猫種はどれですか?

A.人気猫種の中ではシンガプーラ(年間約13.4万円)が最も安い傾向にあります。世界最小の猫種でフード消費量が少なく、短毛で特別なケアも不要です。次にロシアンブルーやトンキニーズ(年間約15.7万円)が続きます。いずれも丈夫で医療費がかかりにくい猫種です。

Q.スコティッシュフォールドの飼育費用が高い理由は?

A.スコティッシュフォールドは折れ耳の遺伝子に関連する骨瘤(こつりゅう)という骨軟骨異形成症のリスクがあります。この疾患は慢性的な痛みを伴い、継続的な治療や痛み管理が必要になることがあります。年間医療費は約6万円と平均より高めです。

Q.大型猫(メインクーン等)の費用が高い理由は?

A.メインクーンやラグドールなどの大型猫は体重6〜10kgに達し、フード消費量が中型猫の1.5〜2倍です。年間フード代は約5.4〜6万円で、小型猫の約2倍。さらにトイレ砂の使用量も多く、大きめのトイレやキャットタワーが必要なため初期費用も高めです。

Q.スフィンクスの飼育で特殊な費用がかかるのはなぜ?

A.スフィンクスは被毛がないため、皮脂の分泌が多く週1〜2回の入浴が必要です。また、体温調節が苦手なため冬場は暖房費や防寒着の費用がかかります。皮膚の日焼け防止グッズなども必要で、「その他」の費用が他の猫種より年間1万円以上高くなります。

Q.猫種と犬種ではどちらが飼育費用が安いですか?

A.全体的に猫種の方が犬種より飼育費用は安い傾向にあります。最も高い猫種(メインクーン: 年間20.6万円)でも、中型犬程度の費用です。猫はトリミング代がかからず、フード消費量も犬より少ないことが主な理由です。ただし、猫特有の医療費(腎臓病リスク等)はシニア期に増加します。

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