petlife-navi
飼育頭数推移

日本のペット飼育頭数推移

2019年から2024年までの犬・猫の飼育頭数と飼育率の推移をまとめました。 ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」のデータに基づいています。

この記事でわかること

  • 犬の飼育頭数は5年間で約1,957千頭(約196万頭)減少
  • 猫の飼育頭数は微減傾向だが犬との差は拡大、2024年は犬の約1.3倍
  • 犬の飼育率は12.6%から10.6%に低下、猫は13.7%から14.1%で横ばい〜微増

犬 飼育頭数(2024年)

6,840千頭

猫 飼育頭数(2024年)

9,060千頭

犬 増減(5年間)

-1,957

猫 増減(5年間)

-718

年度別飼育頭数推移

2019年から2024年までの犬・猫の飼育頭数推移です。 数値は千頭単位で、合計頭数も併記しています。

年度犬(千頭)猫(千頭)合計(千頭)
20198,7979,77818,575
20208,4899,64418,133
20217,1068,94616,052
20227,0538,83715,890
20236,8449,06915,913
20246,8409,06015,900

※ 数値は千頭単位。一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」各年版より。

年度別飼育率推移

全世帯に対する犬・猫の飼育世帯の割合(飼育率)の推移です。

年度犬 飼育率猫 飼育率
201912.6%13.7%
202011.9%13.7%
202111.5%14.3%
202211.1%14.4%
202310.7%14.2%
202410.6%14.1%

※ 飼育率=当該動物を飼育している世帯の割合(全世帯比)。同調査より。

傾向分析

2019〜2024年のデータから読み取れる主な傾向を解説します。

犬の飼育頭数は継続的に減少

犬の飼育頭数は2019年の約880万頭から2024年の約684万頭へ、5年間で約196万頭(約22%)減少しています。 特に2020年から2021年にかけての減少幅が大きく(約138万頭減)、コロナ禍での衝動飼いの反動や 調査方法の変更が影響した可能性があります。2023年以降は減少ペースが緩やかになっています。

猫は安定〜微減、犬との差は拡大

猫の飼育頭数は2019年の約978万頭から2024年の約906万頭へ、約72万頭の減少ですが、 犬と比べると減少幅は小さく、比較的安定しています。 結果として犬と猫の差は2019年の約98万頭から2024年の約222万頭へと拡大しました。 2017年に猫が犬の飼育頭数を逆転して以降、猫優位の傾向が続いています。

飼育率の変動から見る背景

犬の飼育率は12.6%から10.6%へ2ポイント低下しています。 一方、猫の飼育率は13.7%から14.1%と横ばい〜微増で推移しています。 少子高齢化、単身世帯の増加、集合住宅での飼いやすさ、飼育費用の違いなどから、 「犬より猫を選ぶ」傾向が顕著になっています。 ただし全体としてはペット飼育率はほぼ横ばいであり、ペットへの関心が薄れているわけではありません。

出典

一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」各年版より、 petlife-navi編集部が集計・整理しました。

数値は各年の調査結果をそのまま掲載しています。 調査方法の詳細はペットフード協会の公式サイトをご確認ください。 なお、2021年以降は調査方法が一部変更されており、 2020年以前のデータとの単純比較には注意が必要です。

飼育頭数データに関するよくある質問

Q.犬の飼育頭数が減少している理由は何ですか?

A.犬の飼育頭数が減少している主な理由は、(1) 少子高齢化による単身・高齢世帯の増加で「散歩」が負担に感じる飼い主が増えたこと、(2) マンション等での集合住宅暮らしでは犬より猫が飼いやすいこと、(3) 犬の飼育費用が猫より高いこと、(4) コロナ禍以降の衝動飼いが収束したことなどが挙げられます。

Q.猫が犬の飼育頭数を上回ったのはいつですか?

A.猫の飼育頭数が犬を上回ったのは2017年の調査からです。それ以降、差は広がる傾向にあり、2024年時点では犬6,840千頭に対し猫9,060千頭と約2,220千頭(約220万頭)の差があります。

Q.飼育率と飼育頭数の違いは何ですか?

A.飼育率は全世帯に対する「その動物を飼育している世帯の割合」を示します。一方、飼育頭数は実際に飼育されている動物の総数です。1世帯で複数頭飼育する場合があるため、飼育率の低下と飼育頭数の変動は必ずしも一致しません。猫は多頭飼いが多いため、飼育率に比べて飼育頭数が多くなる傾向があります。

関連ページ